ムーヴメント

戦争体験を「自分ごと」に

2026年8月28日

原水禁広島集会に全道から75人
核なき世界に決意新た

原水禁広島集会に全道から75人
核なき世界に決意新た

原水爆禁止2026年世界大会「広島集会」が8月4日〜6日に開かれ、北海道から75人の代表が参加(うち民医連・友の会関係は38人)。被爆者の証言を聞き、原爆遺跡を訪ねながら、核兵器のない世界への希望を切り開く決意を新たにしました。(佐藤秀明・県連事務局)


今年の大会は、大国による核兵器を用いた脅しや軍事侵攻が行われ、世界中で「核抑止力」を強化する動きが加速する中で開催されました。国内でも、アメリカの「核の傘」に依存しながら大軍拡が進められ、「非核三原則」の見直しが取り沙汰されるなど、懸念される状況が続いています。 広島原爆の日に開かれた平和記念式典で松井一実・広島市長は、「核兵器廃絶を願う市民を、いつまで失望させ続けるのか」と世界の指導者へ問いかけ、日本政府に対して核兵器禁止条約への参加・批准を強く求めました。また、世界各地と全国から3400人が集った「広島デー集会」では、ゲストとして登壇した日本女医会の前田佳子会長が「核兵器が使われれ戦争は最大の健康被害であり、平和こそが最大の公衆衛生である」と強調し、核のない未来に向けた結束を呼びかけました。会場からは、非核三原則の堅持や禁止条約への姿勢を明確に示さない政府に対して批判の声が相次ぎました。 海外代表からも軍事力に頼る覇権主義に反対する自国政府の取り組みが紹介され、平和外交のあり方をめぐり議論が深まりました

戦争を経験した患者から「歴史を繰り返してはいけない」との言葉を聞き、自ら平和を学びたいと参加を決意した釧路協立病院の言語聴覚士・岩井哲平さん。原爆で一命を取りとめた学生が、友人の母親から「なぜあなただけ生き残ったの」と責められたという被爆体験を聞き、次のように語りました。「大変衝撃的で、戦争や原爆がどれほど理不尽なものだったかを深く考えさせられました。被爆者の体験や記憶を自分自身の問題として受け継ぎ、語り継いでいくことの大切さを実感しています」。参加者たちは職場や地域で報告会を開催し、平和のメッセージを広げています


動画を視聴

https://youtu.be/OwBk_S3I_kk

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