ムーヴメント
チーム医療をやってみよう
2026年9月18日
勤医協中央病院 夏の学習会に学生11人
勤医協中央病院 夏の学習会に学生11人
8月22日、医学生や高校生を対象とした「夏の学習会」が北海道勤医協の総合診療・家庭医療・医学教育センター(GPMEC)主催で開催され、将来の医師をめざす学生11人が勤医協中央病院に集まりました。釧路協立病院から澁谷仁美副院長をはじめ3人の医師が駆けつけ、オンライン含めてさまざまな職種の職員16人が学生たちと交流しました。(渋谷真樹・県連事務局)
患者さんの願いを叶える「多職種協働」を体験してもらおうと、現場で実践している「臨床倫理の4分割カンファレンス」を再現。「家に帰りたい、長生きしたい」と願う入院患者Aさんの事例を紹介し、残された時間をどう過ごすべきか、病状や患者の意向、生活背景などをグループワークで整理・検討しました。
参加した高校生たちは、胃ろう造設のリスクや患者の尊厳、生きる気力や認知症への影響などを多面的に想像しながら活発に意見を交わしました。
参加者はその後、中央病院の救急センターも見学し、急性期医療の現場や働き方についてメモをとりながら熱心に質問しました。
参加した湯野遥菜さんは、「一人の患者さんのために多くの職種が全力で時間をかけて話し合う姿に感動した。将来は自分もこうしたチーム医療の一員になりたい」と感想を寄せました。
澁谷医師は、「学生に多職種連携の魅力を伝えられただけでなく、職員たちにとっても日頃の実践の価値を再確認する機会になりました。明日への活力につながる有意義な時間でした」と手応えを語りました。