ムーヴメント
地域に届ける安心の輪
職員とともに地域訪問 札幌北石狩健康友の会
職員とともに地域訪問 札幌北石狩健康友の会
札幌北・石狩健康友の会は連日、ぽぷらクリニック、北在宅センター、勤医協きたく歯科診療所の職員と一緒に地域訪問行動を展開。10月21日までに83人と対話し、暮らしの声に耳を傾けながら署名活動や健診の呼びかけを行っています。
10月7日は「ふれあい喫茶」を開き、会話に花を咲かせました。デイサービスに行っていないという90歳の女性は、この喫茶を楽しみに、毎回タクシーで通っていると話します。
喫茶の準備をしていると、事務所に地域の男性が来訪。「10人の仲間でボッチャ(球技)をやっているが、場所を貸してほしい」と相談がありました。友の会への入会や幹事会への参加が必要なことを説明すると、「みんなで入会します」と、いっぺんに10人が会員に。事務所は連日サークル活動で賑わっており、地域の大切な「居場所」になっています。
喫茶の後は地域訪問へ。玄関先で対話した70代のご夫婦は、「この物価高で年金が残らなくなった。2人で楽しんでいる朝のヨーグルトをやめようかと考えたが、それだけは削らないで続けようねと話し合ったんだ。冠婚葬祭などの出費が重なると本当に厳しいよ」と言います。介護制度改善の署名を呼びかけると深く頷き、協力してくれました。
10月1日の訪問行動には、きたく歯科から菅原健太事務長など3人も加わりました。訪問先で出会った60代の男性は「以前は健診に行っていたけれど、最近はご無沙汰で…」と言います。「また受けてみませんか」と声をかけると、「行ってみるよ」と笑顔で答え、署名にも応じてくれました。
菅原事務長は「訪問行動は、普段の診療だけでは見えない患者さんの暮らしや表情がわかる貴重なとりくみ。これからも参加していきたい」と話します。友の会員と職員との訪問行動は、困難な社会状況の中でも人と人とのつながりを育み、健康と安心を地域全体に広げていく力となっています。