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「STOP!介護崩壊」新署名開始

2020年10月9日

大通公園での宣伝行動
介護に笑顔を!道連絡会

大通公園での宣伝行動
介護に笑顔を!道連絡会

 中央社保協、全労連、全日本民医連は、新しい「STOP!介護崩壊」署名(通称:キックオフ署名)を作成しました。
 「介護に笑顔!道連絡会」は9月23日、10人の参加で札幌市大通公園で宣伝行動にとりくみ、30分間で58筆が寄せられました。
 介護の仕事をしている女性は、「コロナ禍でマスクや防護服などが不足している。介護職員にも危険手当などを国の責任でつけてもらいたい」と話します。高齢の女性は、「病気で体が思うように動かないこともある。介護の問題は身近に感じている」と話しながら、それぞれ署名しました。
 同連絡会の栗原博志共同代表は、「短時間で多くの署名が集まり驚いています。介護問題に対する関心が高まっていると実感します」と話します。
 10月7日の札幌市議会新型コロナ対策委員会には、同連絡会から田村優実さん(道医労連介護対策部長)が、コロナ禍で打撃を受けた介護事業所への支援を求める陳情の趣旨説明をおこない、減収になった介護事業所への財政支援や、介護従事者、利用者、家族がPCR検査を受けられる体制を整備することなどを札幌市に求めました。
 栗原共同代表は今後のとりくみについて「札幌市議会に陳情書を手渡すなど、行政に対しても働きかけています。会として議会で趣旨説明をしました。来年の介護報酬改定と第8期介護事業計画の策定に向けて、介護保険制に対する国民の関心を高めていきたい」と思いを話します。

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