ムーヴメント

迅速な支援強化を

2020年10月9日

労福会・道民医連 路上生活者に健康チェック

路上生活者を診察する細川医師=9月13日、札幌市

 北海道労働と福祉を考える会は毎週土曜日の夜に札幌市内をまわり、路上生活者にパンや飲み物、マスクなどを配布する夜回り調査活動にとりくんでいます。北海道民医連もその趣旨に賛同し、調査に参加。無料低額診療のパンフや「炊き出し」の案内チラシを渡すなど協力しています。


 8月23日の深夜におこなわれた「老福会の夏の野宿者人数調査」にはボランティア31人が11コースに分かれて市内をまわり、公園のベンチや大型店舗などにいる方や車上生活者と思われる方を確認しました。 
 9月13日に札幌市大通公園でおこなわれた「炊出し」には、ボランティア30人が参加。道民医連の医師と看護師、ソーシャルワーカーなど15人が集まった人々に検温や血圧測定などの健康チェックをしました。
 高血圧や不整脈の症状がある人もいましたが病院にかかっていない人が多く、診察した勤医協札幌病院の細川誉至雄医師が医療機関への受診を勧めました。「住所不定、保険証がない人に対して一次対応をする必要があります。来てくれた人たちが何を求めているか、多少でも満足してくれたのかを聞いて、今後の活動に活かしていく必要があると思います」と細川医師。
 集まった人々に、衣類や雑貨、お弁当、お風呂券などを提供。また、会場ステージでミニコンサートなど、参加者とボランティアが交流するイベントがおこなわれました。コロナ禍により、失業者が増え、路上生活者も増えていると予想されます。これから寒さの厳しい季節、行政の政策とあわせて支援の強化が求められています。(八重樫典生・県連事務局)

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