ムーヴメント

寄せられた声を行政へ

2020年12月11日

 友の会強化月間 コロナ禍でも2万人と対話

 友の会強化月間 コロナ禍でも2万人と対話

 新型コロナウイルスの感染が拡大する中での「友の会強化月間」のとりくみで経験したことは、友の会と職員に大きな力になっていると確信しています。
 道央では職員が地域をまわって「いのちの相談所ポスター」を掲示し、無料低額診療などの告知をしました。オホーツクでは、民医連の院所・事業所のない地域の友の会員と懇談し、活動を広げていくきっかけを作りました。道東では、国保料のコロナ減免制度についてみんなで学習し、患者・利用者さんの制度利用につなげています。道北などでは大腸がん検診キットを配布し、早期発見につなげています。十勝では院所・事業所で経験した困難事例を学習・共有しました。道南では会員拡大の週目標を設定し、達成にこだわって追求してきました。
 月間中に会員2170人、「元気」242部を増やしました。教訓は、①全道の友の会・職員が地域の人たちとの対話にとりくんだ。②院所・事業所のない地域への友の会活動への足掛かりを作った。③地域とともにコロナ禍で地域の困難に寄り添いたたかいをすすめたことです。
 全道で懇談会や居場所づくりにとりくみ、電話も活用しながら2万人と対話しました。寄せられた声を直接、行政・国会議員に届け、福祉灯油の実現など、さまざまな制度の改善に向けて要望・交渉していきます。
 「あらゆる活動を共同組織とともに」全日本民医連の総会の方針です。コロナ禍という困難な状況だからこそ、今後も職員と友の会が一緒に活動していきましょう。(道民医連共同組織委員会委員長・青木達人)

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